$Id: README_japanese.txt,v 1.3 2003/07/28 01:51:57 ptosh Exp $ osCommerce 2.2 マイルストーン1 リリースノート ============================================= 2003年2月17日 Copyright (c) osCommerce 2003 目次 ---- 1 osCommerce とは 2 osCommerce の来歴 3 osCommerce プロジェクトの開発者 4 リリースの履歴 5 osCommerce マイルストーン・リリースについて 6 今後の osCommerce リリースについて 7 コミュニティへ 8 osCommerce MS1 日本語版について 1 osCommerce とは ----------------- osCommerceは、オープンソース・コミュニティで開発が続けられている、オ ンライン・ショップを構築するe-commerceソリューションです。このパッケー ジをインストールすることによって、オンライン・ショップのオーナーは、最 小限の労力で、ライセンス料も支払うことなく、ショップのセットアップ、運 用、メンテナンスを行うことができます。 osCommerceは、強力なWebスクリプト言語PHP、安定したApache Webサーバ、 高速データベース・サーバMySQLなどのオープンソース・ソリューションの組 み合わせで、オープンなe-commerceプラットフォームを無料で提供します。 osCommerceは、PHP3やPHP4が動くWebサーバで、PHPとMySQLをサポートする 環境であれば、特別な制限や必要条件もなく動作します。サポートする環境に は、Linux、Solaris、BSDおよびMicrosoft Windowsが含まれています。 osCommerceが成功したのは、e-commerceソリューションのベースになってい る強固なフレームワークだけが理由ではなく、プロジェクトが引き寄せたコミ ュニティーの力でもあります。 コミュニティーのおかげで、osCommerceは、オンライン・ビジネスを運営す る上で中核となる問題にプロジェクト開発者のフォーカスをあてたまま、多く の方向に成長することができました。 - もっと多くの情報は、osCommerceサポートサイト http://www.oscommerce.com/で得ることができます。 - osCommerceのコミュニティはhttp://www.oscommerce.com/community/に あります。 2 osCommerce の来歴 ------------------- osCommerceが最初にリリースされたのは2000年3月で、そのときにはThe Exchange Projectと呼ばれていました。オンライン・ショップが舞台裏でどの ように動いているのかという事例研究として、また同時に、PHPを使い始めよ うとしていた人や、既にPHPで開発をしていた人にとって役に立つ、高度な事 例として開発されました。 プロジェクトは、それ以来長い時間をかけて成長してきました。そして、今 ではオープンソース・ベースのe-commerceソリューションとして知られていま す。 2001年12月に、プロジェクトの成熟を公に知らせるために、プロジェクト名 がosCommerceに改められました。 - osCommerceのニュース・アーカイブは http://www.oscommerce.com/about/newsにあります。 3 osCommerce プロジェクトの開発者 --------------------------------- リスト1 開発者 ---------------------------------------------------------------------- Harald Ponce de Leon Project Leader Germany David Garcia Watkins Core Developer Spain Jan Wildeboer Core Developer Germany Thomas A. Moulton Core Developer America Christian Lescuyer Support France Mark Keith Evans Support England Ian C. Wilson Support England Linda McGrath Support America Matthijs vd Vegte Support Netherlands Thomas Plaenkers German Webmaster Austria ---------------------------------------------------------------------- - 最新のosCommerceチームのリストは http://www.oscommerce.com/about/teamにあります。 4 リリースの履歴 ---------------- リスト2 履歴 ---------------------------------------------------------------------- 2001/03/06: The Exchange Project Preview Release 2.1 2000/12/13: The Exchange Project Preview Release 2.0a 2000/12/02: The Exchange Project Preview Release 2.0 2000/06/12: The Exchange Project Preview Release 1.1 Administration Tool 2000/05/17: The Exchange Project Preview Release 1.1 Catalog 2000/03/20: The Exchange Project Preview Release 1.0 Administration Tool 2000/03/12: The Exchange Project Preview Release 1.0 Catalog ---------------------------------------------------------------------- - osCommerceプロジェクトはhttp://www.oscommerce.com/downloadsでダ ウンロードできます。 5 osCommerce マイルストーン・リリースについて --------------------------------------------- 現在の開発バージョンであるosCommerce 2.2-CVSは、2年近く開発が続けら れています。この間に、リリースの公開を遅らせる2つのできごとがありまし た。 最初のできごとは、2001年12月に、プロジェクト名をThe Exchange Project からosCommerceに変更したことです。 2番目のできごとは、プロジェクト名を変更した直後に、2.2リリースをテス ト・リリース(Preview Release)のままにしておくのでなく、通常リリースと して、プロジェクトの最初のリリースを出すように方針を転換したことです。 2つのできごとの目的は、ソフトウェアが全体として仕様どおり正しく動作 することを保証し、品質を高めることでした。「新しい機能を追加するために 仕事をする」から、「現在ある機能が期待通り動作するのを確かめるために仕 事をする」に方針を転換したことによって、重い義務を負うことになったわけ です。 2つのできごとは、システムの主要な内部ロジックを安全に保つことに成功 し、この間に、多くのショップ・オーナーが、システムをPreview Release 2.1 から開発途上の2.2バージョンのデイリー・スナップショットに移行させまし た。 現在私たちは開発途上の2.2バージョンの最後のステップにいます。どの機 能が現在保留になっているか、それがどのマイルストーン・リリースで実現す るかをしめす進行表(Workboard)を設けました。 長い開発プロセスも終わりに近づいて、マイルストーン・リリースを公開す ることで、バグ報告者がデイリー・スナップショットの日付を指定してバグを 報告する代わりに、固定リリースで報告することができるようになって、2.2 バージョンの品質を高めることができます。 発見されたバグは、デイリー・スナップショットがベースにしているCVSリ ポジトリで修正され、次の日のスナップショットで公開されます。そして、す べての主要なマイルストーンと安定したリリースに反映されます。 - osCommerce進行表(Workboard)は http://www.oscommerce.com/community/workboardにあります。 - osCommerceバグ・レポートは http://www.oscommerce.com/community/bugsにあります。 6 今後の osCommerce リリースについて ------------------------------------ 現在の開発バージョンである2.2-CVSの開発期間が長かったため、外部から 投稿された拡張モジュールは、デイリー・スナップショットをベースにして作 られてきました。そのため、新しいデイリー・スナップショットのロジックが 変更されると、拡張モジュールのサポートは難しく、使えなくなってしまいま す。 osCommerce 2.2はプロジェクトの最初の正式リリースであり、高度なコーデ ィング規準のもとに開発されています。2.2以降のデイリー・スナップショッ トには、一般のサポートを行わず、新しい機能を試したり、バグを探すことに 興味を持つ人たちにのみ使用されることになります。 2.3の開発が開始されると、2.2バージョンに重大なバグがあれば修正され て、2.2.1, 2.2.2のようなリリースが公開されることになります。 osCommerce 2.3は、PHP 3との互換性を持たなくなって、2.2の最適化された バージョンになるでしょう。この変更が目指すのは、もはやPHP 3と互換性を 保つことは目標としないで、より新しいバージョンのPHPの機能が利用され始 めたときに、PHP 4と互換性を保つということです。 osCommerce 2.3がリリースされた後には、3.xシリーズの開発に取りかかり ます。このバージョンでは、データベース独立性や、プロジェクト・バージョ ン間の移行を容易にするために2.2バージョンで導入されたテンプレート構造 を完成させたテンプレート・エンジンのような、新しい魅力的な機能を導入す る予定です。 7 コミュニティへ ---------------- 私たちは、コミュニティーが2.2バージョンの長い開発プロセスを通じて支 援してくれたことを感謝し、2.2が私たちにとって何を意味するのか、また、 結局それを使用するものにとって何を意味するのかを理解してくれたことに感 謝します。 特に、コミュニティー・フォーラムを活気付けてくれた人々に感謝します。 そして、自らのアプリケーションを寄付することでプロジェクト開発者に公開 してくれた人々に感謝します。また、購入予定リストから購入された商品に感 謝します。 8 osCommerce MS1 日本語版について --------------------------------- osCommerceは、「osCommerce日本語化プロジェクト」によってローカライズ が進められています。MS1日本語版は、次のメンバーによってローカライズ作 業が行われました。 リスト3 日本語版スタッフ ---------------------------------------------------------------------- 佐藤 浩 (s.hiro@mmy.ne.jp) 鈴川直美 (suzukawa@bitscope.co.jp) 田邉純一 (jun@lmns.biz) 田村敏彦 (tamura@bitscope.co.jp) 永田雅彦 (nagata@ideastore.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- また、osCommerce日本語版のメーリングリスト (http://sourceforge.jp/projects/tep-j/lists/)を通して、参加者の方々の ご意見やご協力をいただいています。 - 「osCommerce日本語化プロジェクト」は http://sourceforge.jp/projects/tep-j/で開発を進めています。 - 「osCommerceサポート・ドキュメント」 http://www.bitscope.co.jp/tep/では、osCommerceに関する日本語のド キュメントを公開しています。